平成24年
8月16日 PM 7時30分 点火



「大文字焼」は有縁無縁の霊を慰めるうら盆の送り火です。2ヶ月も前より炎天下の山腹に於いて 刈取・乾燥の作業が繰り返されます。乾燥した篠竹(箱根産女竹長さ1.5m程)を直径30cmほどの 束として350束作ります。「大」の字が大きく画かれる様、「大」の字の輪郭に沿って二重にして約 1.5m間隔に立てます。一すじの花火を合図に点火され点が線となり文字となって皆様の目前に あの「大」の字が浮かんでくるのです。( 「大」の字の「一」は、長さが108m、太さは7.5mにもなります。)
最後に、毎年より大きく美しくという願いを胸にお互い励ましあいながら汗を流し黙々と準備を重ね当日は暗黒の急斜面に身を躍らせて灼熱の熱風を浴びながら「大」の字を作る80余名の宮城野青年会の努力があることを申し添えます。



平成二十四年


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